安全靴って先芯があるためサイズ選びが難しいですよね!
今回はプロスニーカーや安全靴のサイズの選び方をご紹介します。
結論から申し上げますと、メーカーによってサイズ選びは異なります。
詳しく解説しましたので、ぜひ参考にして見てください。
安全靴のサイズの選び方とは?普通の靴とのサイズ感の比較表をご紹介!
早速、安全靴のサイズの選び方についてみていきましょう!
サイズの選び方は下記の方法があります。
- 普通の靴との比較
- 甲は留め具で調節
- つま先は1.0cmほど余裕を見る
- カカトはしっかりホールドできるか
それぞれ詳しくみていきましょう。
普通の靴との比較
普通の靴とは、スニーカーのこと。
アディダスのスタンスミスやナイキのエアフォース1、コンバースのオールスターなどが代表格でしょう!
下記が、筆者の普通の靴と安全靴とのサイズ感の違いです。
普通の靴 | 安全靴 | ||||
メーカー名 | ブランド | サイズ | メーカー名 | ブランド | サイズ |
アディダス | スタンスミス | 27.5cm | ミドリ安全 | プレミアムコンフォート | 27.0cm |
アディダス | カントリー | 27.5cm | ミズノ | オールマイティ | 27.5cm |
ナイキ | エアフォース1 | 27.5cm | シモン | 軽技 | 27.0cm |
コンバース | オールスター | 27.5cm | コンバース | CPDシリーズ | 27.0cm |
ニューバランス | MW585(2E) | 28.0cm | プーマ | ヴェロシティ | 27.5cm |
アシックス | GEL-KAYANO | 27.5cm | アシックス | ウィンジョブ | 27.0cm ※一部例外あり |
アシックス商事 | テクシーリュクス ※ビジネスシューズ | 26.5cm | アシックス商事 | テクシーワークス | 27.0cm |
ヴァンズ | オールドスクール | 27.5cm | 日進ゴム | ハイパーV | 27.0cm |
オールバーズ | トレイルランニング | 27.5cm | 丸五 | マンダムセーフティ | 27.0cm |
念の為、多くの方が履いているビジネスシューズのテクシーリュクスも入れました!
コンバースさんやアシックスさんは、靴の種類が異なればサイズ感が変えていますね。
普通の靴より0.5cm小さめがベターですが、ミズノさんとプーマさんは普段履きと同じでも良いと思いました!
甲は留め具で調節
安全靴のサイズの選び方ですが、留め具のある製品がおすすめ!
スリッポンは確かに脱ぎ履きしやすくて、便利ですが、フィッティング性で劣ります。
留め具別の特徴は下記のとおり。
靴紐(平紐)
ゴム紐
マジックテープ1本
マジックテープ2本
マジックテープ3本
BOA(ダイヤル式)
クイックレース
留め具名 | フィッティング性 | 脱ぎ履きしやすさ | 耐久性 | バリエーション | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
靴紐 | ◎ | × | ◯ | 丸紐 平紐 | ほどけにくい平紐がおすすめ。フィッティング性はトップ。 | |
ゴム紐 | ◯ | ◎ | ◯ | 太い 細い 紐の本数 | 紐が太く本数が多くなるほどフィッティング性が高い。 | |
1本マジックテープ | △ | ◯ | ◯ | 太い 細い | 脱ぎ履きが楽々。マジックテープが太くなるほどフィッティング性が高まる | |
2本マジックテープ | ◯ | △ | ◯ | 太い 細い | フィッティング性と脱ぎ履きのしやすさの両立。 | |
3本マジックテープ | ◎ | × | ◯ | 太い 細い | 3本マジックテープが1番安全性が高い。脱ぎ履きはしにくい。 | |
ダイヤル式(BOA) | ◎ | ◎ | △ | ダイヤルメーカー | BOA社がおすすめ。靴紐の次にフィッティング性が高い。 | |
クイックレース | ◯ | ◯ | ◯ | なし | ミドリ安全のクワンタムリープのみ。アウトドアシューズによく見られる留め具。バランスよい。 |
サイズ調整だけでしたら、靴紐がベスト。
しかし、脱ぎ履きの多い方やほどける事による危険性を考えると、マジックテープやダイヤル式になるかと思います!
足の大きさは体調や時間帯によっても変わってくるので、調整できるものが良いですね。
つま先は1.0cmほど余裕を見る
安全靴のサイズ選びで大事なのは、つま先に1.0cmの余裕をみること。
「しゃがむ」と先芯が足に当たったりしないためです。
- 足を入れてつま先が当たらないか?
- つま先側へ詰めてカカトに指が半分入る程度の隙間があるか?
上記の注意事項を守ることで足長(足の縦のサイズ)は問題ないはずです!
あとは横幅(ワイズ・ウィズ)を気にしてみてください。
カカトはしっかりホールドできるか
カカトのフィッティング性は下記の2点が重要です。
- カカト幅
- カカトの先
それぞれ簡単にみていきます。
カカト幅
まずカカト幅ですが、ご自身の足と見比べてください。
自分より靴の方が細ければ問題ないでしょう。
カカトがフィットしないと靴ズレや足のトラブルになりかねませんので注意しましょう。
カカト先
安全靴のカカトの先が自分の足側にある製品はサイズを合わせやすいです。
カカトがフィットしないと靴ズレや足のトラブルになりかねません。
安全靴のサイズ選びで大きめと小さめを選ぶ人がいる訳
ここまで安全靴のサイズ選びの方法をご紹介しました。
ここからは独自の判断で安全靴のサイズ選びをしてしまう方の理由もみていきましょう!
- 大きめを選ぶ方:先芯があたる
- 小さめを選ぶ方:ミドリ安全やシモンなど
それぞれ見ていきましょう。
大きめ:先芯があたる
大きめを選ぶ理由は、安全靴の先芯があたると思っている方が多いです。
昔の安全靴はとても履き心地の悪い商品が多かったので、その必要がありました。
今では、アシックスさんが市場に参入してから作業靴メーカー各社が、履き心地など機能性を重視しだしたので、先芯があたるかどうかでサイズを選ぶ必要がありません。
小さめ:ミドリ安全やシモンなど
逆に小さめを選んでしまう方もいます。
それは安全靴の老舗メーカーのサイズ感が大きめだったことがあげられます。
老舗メーカーからアシックスやミズノ、プーマへ乗り換えのときは試験履きしましょう。
必ずお店か通販の試着でフィッティングして選んでください。
安全靴のサイズの選び方とサイズ感の紹介のまとめ!
当記事では安全靴のサイズの選び方とサイズ感について紹介しました。
安全靴のサイズ選びは普通の靴とは違います。
留め具やカカト形状、普通の靴とのサイズ比較を参考にご試着して選んでください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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