安全靴ってどのくらいで買い替えていますか?
今回は、安全靴の寿命について見ていきましょう!
結論から申し上げますと、プロスニーカーと安全靴ともに、3ヶ月交換がベストで持って6ヶ月です。
使用頻度にもよりますが、3〜6ヶ月でしょう!
当記事ではその理由まで解説しましたので、ぜひ、参考にして見てください。
安全靴の寿命とは?3〜6ヶ月の理由
安全靴の寿命が3〜6ヶ月の理由を見ていきましょう!
- 買い替え理由が多い
- 履かなくても劣化する
- 履き回しをする人が少ない
それぞれ詳しくみていきましょう。
買い替え理由が多い
安全靴は、買い替え理由が多いです。
その理由は下記のとおり。
- 加水分解
- つま先の破れ
- 留め具の破損
- 靴底のすり減り
- 靴底が剥がれた
- 靴底が割れてしまう
- 先芯への重量物落下
他の作業靴やスニーカーと比較しても多いですね!
それぞれ簡単にみていきましょう。
加水分解
安全靴とは、JIS規格T8101に合格した靴のことを指します。
その安全靴に使用されるクッション素材の多くがウレタンという素材。
上記のように履いていても履いていなくても経年劣化で上記のような加水分解を起こし靴底が破損してしまいます。
つま先の破れ
安全靴は作業していると摩擦や衝突によってつま先部分が破れます。
先芯が錆びたり、冬場は冷気が入ったりと良いことがなく買い替えの理由の1つ。
留め具の破損
安全靴には靴紐やダイヤルなどサイズ調整の留め具があります。
留め具の内、ダイヤルと靴紐は破損して使えなくなる可能性がありました。
靴底のすり減り
多くの安全靴は実は滑りにくくはありません。
滑りにくい製品をお探しの方は安全靴ではなくプロスニーカーをおすすめします。
靴底が剥がれた
実は安全靴は加水分解はあるものの、上記のような剥がれ方はありません。
上記の靴は安全靴ではなくプロスニーカーです。
靴底が割れてしまう
上記は加水分解の可能性がありますね。
その他、機械油への耐久性が足りないと靴底が割れてしまうことも!
機械油を使う現場では、「耐油」の靴底の安全靴かプロスニーカーを使用しましょう。
先芯への重量物落下
安全靴はつま先へ強い衝撃を受けた場合には、買い替えましょう。
強い衝撃により、先芯の変形や割れがあり、しっかり保護できるかわからないためです。
履かなくても劣化する
安全靴は、前述のとおり加水分解します。
これは実は新品でも製造から5〜7年ほどで起きてしまうことも・・・
履き回しをする人が少ない
安全靴は価格が高いので、なかなか複数足を履き回すことは難しいかもしれません。
しかし、長持ちするのは3足以上を履き回すことが大事!
安全靴の寿命をのばす劣化を抑える方法とは
ここからは安全靴の寿命を伸ばす方法をみていきましょう。
- 3足を履き回す(毎日)
- 靴の中を乾燥させる(毎日)
- 靴底を洗い乾拭きする(毎日)
- 革クリーナーと栄養を与える(月間)
実はプロスニーカーは飛躍的に寿命が伸びることはありません。
しかし、JIS規格の安全靴でありウレタンソールの製品であれば、メンテナンスすれば数年履けるでしょう!
それぞれ簡単にみていきます。
3足を履き回す(毎日)
まず安全靴やプロスニーカーは最低でも3足を履き回しましょう。
履き回すことで長持ちするだけではなく、クッション製も保持できるのでおすすめです。
履いていない2日間の間に靴の中もしっかり乾燥するので、臭いの原因となる菌の繁殖も防止することが可能!
靴の中を乾燥させる(毎日)
1日作業をすると、安全靴の中でかなりの汗をかいています。
汗によってできた湿気は、安全靴の加水分解を進める要因に!
履き終わったら乾燥剤を入れることで加水分解を防止します。
靴底を洗い乾拭きする(毎日)
安全靴の靴底は、使い終わったら軽く洗いましょう。
そうすることで泥や砂などに含まれる水分などで加水分解することを防ぎます。
革クリーナーと栄養を与える(月間)
安全靴は、使い方や作業内容次第では、数年間履ける人もいるでしょう。
そんな方は本革へ栄養を与えることで、さらに長持ちします。
安全靴の寿命についてまとめます!
当記事では安全靴の寿命について解説しました。
結論は、作業内容や履く方の体重にもよりますが、3〜6ヶ月です。
履き回しと適切な処理をすることで長持ちするので、ぜひ試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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